我が家の上棟は、身内の中でも考えにズレがあって
「上棟式って言ったら地鎮祭よりも大事でしょ!」
「いや、営業さんが上棟確認だって言ってたからそんなに大そうなことはしないはず」
「食事とか用意するのかしら?」
「お茶とお茶菓子の用意で大丈夫だと思う」
などなど、話がまとまらず、地鎮祭のときと同じで営業さんに確認したり
現場監督の方と連絡をとったときに詳しく聞いて〜っと訳が分からずてんやわんやでした
上棟式とは?その意味と背景

家づくりの一大イベントである上棟式。
「やるべきか、それともやらなくてもいいのか」と悩む方も多いですよね。
ここでは、上棟式の由来や目的、現代のスタイル、
そして省略する選択肢が増えている背景についてお話しします。
上棟式の由来と目的
上棟式は、建物の骨組みが完成したタイミングで行われる、日本の伝統的な儀式です。
このタイミングで行う理由や目的は以下の通りです。
- 感謝と祈り
土地の神様に感謝を捧げ、工事の無事と家の繁栄を祈るために行われてきました。 - 大工さんへの感謝
建築に携わる大工さんや職人さんたちの労をねぎらう機会としても大切にされています。 - 家族と家づくりの節目を共有
家族全員で上棟を祝い、新しい住まいへの期待を高める意味もあります。
現代の上棟式のスタイル
昔ながらの上棟式では、お神酒やごちそうを振る舞い、
餅まきをしたりして
関係者やご近所全員にお礼をする大掛かりな儀式が主流でした。
しかし、現在は簡略化されるケースが増えています。
- 簡易上棟式
大きな宴席は設けず、簡単なお礼や手土産の配布だけで済ませる家庭が多いです。 - ハウスメーカーの「上棟確認」
上棟式そのものを行わず、建築状況の確認と簡単な挨拶で済ませることも一般的です。特にハウスメーカーではこのスタイルが多いです。
上棟式をやらない選択が増えている理由
上棟式をしない家庭が増えている背景には、現代のライフスタイルや経済事情が関係しています。
- 費用の問題
上棟式には数十万円の費用がかかることも。家づくりにかかる全体の予算を考慮し、省略を選ぶケースが増えています。 - 形式よりも効率重視
忙しい現代では、形式ばらず「上棟確認」 という形で効率的に済ませたいと考える方が多いです。 - 地域やハウスメーカーの影響
地域性やハウスメーカーの方針によっては、上棟式を推奨しない場合もあります。特に都市部では、上棟式が珍しくなりつつあります。
上棟式をする場合の準備と流れ

上棟式を行う場合、何を準備し、どのように進めれば良いのかを事前に把握しておくことが大切です。
ここでは、具体的な準備や流れについて詳しく解説します。
必要な手土産とその選び方

上棟式では、大工さんや職人さんへの感謝の気持ちとして手土産を用意するのが一般的です。
手土産を選ぶ際のポイントは以下の通りです。
- 実用性の高いものを選ぶ
日用品や食品、飲み物など、喜ばれやすいものを選ぶと良いです。 - 価格帯の目安
1人あたり2,000〜3,000円程度が目安です。予算内で揃えられる範囲で実用性を重視しましょう。 - 包装にこだわる
簡易な包装よりも、感謝の気持ちが伝わるよう丁寧に包まれたものが好まれます。 - 実用性が高いものを優先
飲料や食品、日用品など、普段から使いやすいものを選ぶと喜ばれます。例えば、タオルセットや菓子詰め合わせが人気です。 - 価格帯の目安
一人あたり2,000〜3,000円程度が一般的です。全員に同じ金額の手土産を用意するのがマナーです。 - 個別包装がおすすめ
個別包装されたアイテムは、配布が簡単で、それぞれが持ち帰りやすい点でも便利です。
大工さんへのお礼の表書きと包み方

お礼として現金を渡す場合、表書きや包み方に注意が必要です。
- 表書きの記入例
のし袋には「御礼」や「御祝」と表書きを書き、下段に施主の名前を記載します。シンプルで清潔感のあるデザインののし袋を選びましょう。 - お礼の金額
大工さん1人あたり5,000〜10,000円が一般的です。地域や慣例により金額は異なるため、事前に確認すると安心です。 - 渡し方のポイント
作業の合間や最後のタイミングで直接手渡しします。感謝の言葉を添えて渡すと、気持ちが伝わりやすいです。
人気の手土産おすすめ3選と弁当の用意
上棟式で喜ばれる手土産や用意する食べ物についてのおすすめをチョイスしてみました!
おすすめ1:ビールやジュースなどの飲み物

缶ビールのセットが喜ばれます。アルコールが苦手な方もいるため、
ジュースなどの選択肢も準備しておくと安心です。

おすすめ2:お菓子

個包装のお菓子などは日持ちがするものを選べば
余っても保管しやすいのでおすすめ!
おすすめ3:日用品

タオルなどの日用品もよく選ばれるアイテムの一つ。
タオルはありきたり・・・
と思うのなら

洗剤も消耗品の日用グッズなのでおすすめ!
上棟式でのお弁当の準備
お弁当は、食べやすくて豪華な見た目のものを選ぶと良いでしょう。
温かいお茶やペットボトル飲料を添えると、さらに喜ばれます。
上棟式を省略する場合のポイント

現代では、上棟式を省略する家庭も増えています。
その場合、どのように感謝の気持ちを伝えれば良いのか、また費用を抑えるための工夫についても考えておきましょう。
ハウスメーカーや地域による違い
上棟式をするかどうかは、ハウスメーカーや地域によって大きく異なります。
地域性やメーカーの方針を理解しておくと、スムーズに進められます。
- ハウスメーカーの影響
大手ハウスメーカーでは、上棟式を省略して「上棟確認」とするケースが増えています。簡易的に感謝を示す形式を提案してくれることもあります。 - 地域性の違い
伝統を重んじる地域では、上棟式が必須とされる場合があります。一方、都市部では省略することが一般的になりつつあります。
三井ホームの上棟確認のケーススタディ
三井ホームなどの大手ハウスメーカーでは、上棟式を行わず、
建築の進行確認を兼ねた「上棟確認」が行われることがあります。
このスタイルの特徴を理解しておきましょう。
- 上棟確認の流れ
現場で建築状況を確認し、工事関係者への感謝を簡単な挨拶で済ませます。
手土産を用意することもありますが、上棟式ほど大掛かりな準備は不要です。 - 費用の負担軽減
上棟式を省略することで、大幅に費用を抑えられるメリットがあります。
その分、予算を家具や内装に回す家庭も多いです。
簡易的な感謝の表し方と費用節約の工夫
上棟式をしない場合でも、工事関係者に感謝の気持ちを伝えることは大切です。
簡易的な方法で感謝を示す工夫を考えてみましょう。
- 手土産のみの配布
上棟式を行わない場合でも、飲料や菓子の詰め合わせを配るだけで感謝の気持ちが伝わります。 - 手書きのメッセージカード
手土産に一言感謝のメッセージを添えることで、温かい気持ちを伝えられます。 - オンラインでの感謝
上棟式を省略しても、ハウスメーカーの担当者や大工さんに直接メールや電話で感謝の意を伝えるのも効果的です。
上棟式は必ずしも行う必要はありませんが、感謝の気持ちを伝えることが最も大切です。
この記事を参考に、家族の状況や予算に合わせた上棟式の選択をして、
家づくりの一大イベントを素晴らしいものにしてくださいね!
上棟式は住んでいる地域とハウスメーカーによって様々
お家のことを書いているブロガーさんはたくさんいるので
色々な方のブログを読んでいると
”こんなに盛大にやったのか〜”
”簡単に済ませたのね〜”
”気が進まないなか色々頑張って準備されたのね〜”
っと十人十色の模様。
我が家は、現場監督さんから日程の調整の連絡をもらったときに
「上棟確認と営業さんから聞いていたのですが、上棟式はやるべきでしょうか?」
っと率直に質問してみました。
三井ホームのやり方というのではないと思うけれど、みなさんどうしてるか直接聞いたほうが手っ取り早いしと思い。
すると現場監督さん、
「三井ホームのほうでは上棟式をやりましょうとは提案はしておりませんので
どうしてもご近所さんにご挨拶の意味でやりたいとか特別なことがない限り、みなさんされないですし
施主様にお手間とらせたくないので上棟確認としてご案内しているんですよ〜」
っとの答え。
内心ホッとしました。。
母は「上棟式は大事」ってちょっと言ってたから
「きちんとやりましょうよ〜」っとか言うのかなぁ〜〜〜と思いながら報告したら
「じゃぁなしで軽装で行けばいいのね〜♪」っと軽い返事で一安心笑
きちんと上棟式をやると予算20万円以上??

上棟式をやって大工さんとか職人さんたちをお招きしてやると、
昔からのお作法でやるとなると、1人1人に包んでお渡しして〜ってなって
おおよそ大体20~30万くらいかかるっていう話を何件も見かけて、
「結構大々的なものが多いんだなぁ。。。」と思ってしまい。。
住宅ローンが意外と融資枠が余っていた数ヶ月前から
解体費用で約50万くらい
地盤改良で約60万円
土地の名義変更のために200万円以上
っと予定していた金額に上乗せで余計な出品があったのでまた出費が増えるのか〜〜〜と思ってしまいます。。。
ローンが無事に払えるのか?とすら思っちゃう・・・
そんなお金の話は置いておいて〜
みなさんに食事を用意したり〜とか手土産用意したり〜とか
色々考えちゃったもんだから、現場監督さんが気さくな方でお気遣いなくと言ってくれて助かりました。
関東近郊ではない方々のブログなんかを拝見してみると
お寿司頼んでお酒用意して大工さんから棟梁さんから現場監督さんから総出で駆けつけてくれて
全員にお金を包んでお渡しして〜〜
っと昔ながらの上棟式をやっているお家もたくさんありますよね!
我が家は事前に人数だけ聞いておいて
お茶とコーヒーとお菓子を用意しただけで終わったので全然気を遣わない上棟なのでした