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ピアノ室に本棚を置くと防音効果あり?本棚をディアウォールでDIY

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ピアノ室本棚防音
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今回は今の家に住み始めて初めての!

おうちDIY~本棚作り~について書きたいと思います。

正直に言って、建てる前に本棚の位置や自宅の書籍の量を把握していたら、

最初から作り付けの造作棚おお願いできたのではないか???

と若干後悔していた部分ではあるのですが・・・笑

自分で木材を買って作ってみることにしました。

取り付け作業は2〜3時間でできて、色塗り作業の時間を入れると乾かす時間は必要ですが、

思った以上に楽にできたので初めて挑戦する方にもオススメです!!

目次

ピアノ室に本棚があると防音効果になる?

ピアノ室に設置する家具やレイアウトは、防音対策や音の響き方に大きな影響を与えます。

我が家のピアノ室では、新築時に備え付けてもらった1段の棚を活用しようと考えていましたが、

実際に引っ越してみると、

本の収納場所に困り、ピアノ室に本棚をDIYで設置することにしました。

この本棚が思いがけず防音効果をもたらしてくれたのです。

本棚がピアノ室でどのように役立つか、防音効果の観点から詳しくご紹介します。

本棚の設置で気づいた防音効果

ピアノ室にピアノだけが置いてある状態で演奏すると、音が室内でよく響きます。

しかし、本棚を設置し、そこに本をたくさん収納して演奏すると、

音の響き方が変わることに気づきました。

特に、住宅街の中に建つ我が家では、ピアノの音が外に漏れることを防ぎたいと考えていたため、

この効果は予想外のメリットでした。

本棚や本が持つ素材の特性上、音を吸収しやすく、反響を抑える役割を果たします。

そのため、本棚は吸音材のような働きをしてくれます。ピアノの音が必要以上に響かず、

外部への音漏れも軽減されるので、

住宅街やマンションなどの環境でピアノを演奏する方にとって、この効果は非常に有益です。

音響と防音の違いを考慮したレイアウト

ピアノ室での音響を重視する場合、音が反響することで演奏者が豊かな音の広がりを感じることができます。

一方で、音が外に漏れないようにする防音を重視する場合、

吸音材や家具で音を吸収し、反響を抑える必要があります。

我が家では防音を優先し、ピアノ室のガラス扉と窓を閉めた状態でピアノを弾いていますが、

本棚が防音効果をさらに高めてくれました。

本棚を設置した結果、次のような効果がありました:

  • 外部への音漏れの軽減
    ガラス扉や窓を閉めた状態では、ピアノの音がほとんど外に聞こえないと感じられるレベルまで音漏れが軽減されました。
  • 室内の音の吸収
    本棚に収納された本が吸音材として機能し、音の反響を抑えます。そのため、長時間の演奏でも耳が疲れにくい環境が整いました。

本棚設置のメリットとDIYのポイント

本棚を設置することで得られる防音効果を最大限に活かすためには、

適切な設置場所や収納量を考えることが重要です。

我が家では、ピアノ室の壁面に沿って本棚を配置しました。

本がぎっしりと詰まった本棚は吸音効果を発揮しやすいため、できるだけ収納量を増やすように心がけました。

DIYで本棚を作る際のポイント:

  1. 高さを調整する
    天井まで届く本棚を設置すると、壁全体を吸音材として活用できます。スペースに合わせて高さを調整することが重要です。
  2. 素材選び
    木製の本棚は見た目の温かみがあるだけでなく、音を吸収しやすい性質があります。耐久性のある素材を選ぶと長期間活用できます。
  3. 収納力を意識する
    多くの本を収納できる本棚を選ぶことで、防音効果をさらに高めることができます。本の密度が高いほど吸音効果が向上します。

本棚の防音効果を活かす工夫

本棚を活用した防音対策は、吸音ボードや防音カーテンなどの専用アイテムと組み合わせると、

より高い効果を発揮します。

以下は、さらに防音効果を向上させるためのアイデアです。

  • 壁全面に本棚を配置する
    本棚を壁一面に配置することで、音が壁を通じて外部に漏れるのを防ぎます。背面がしっかりした本棚を選ぶこともポイントです。
  • 音の出る方向を意識する
    ピアノの音が直接壁に当たらないよう、本棚を音の出る方向に配置すると効果的です。
  • 追加の吸音材を組み合わせる
    本棚に加えて、カーペットやカーテンなども取り入れると、さらに音漏れを抑えることができます。

本棚設置による防音効果は一石二鳥

ピアノ室に本棚を設置することは、楽譜や本を収納できる便利さと防音効果の両方を得られる、一石二鳥の対策です。特に、住宅街や集合住宅でのピアノ演奏には、外部への音漏れを防ぐことが求められるため、本棚の効果は大きいと感じています。

吸音材を使用することも防音対策として有効ですが、本棚を設置することで実用性とデザイン性を両立しながら、音漏れを抑えることができます。ピアノ室を設ける際には、ぜひ本棚の設置を検討してみてください。

我が家では、今後もさらに快適なピアノ室を目指してインテリアや収納を工夫していく予定です。本棚を活用した防音対策に興味のある方は、ぜひ参考にしてみてください。

本棚DIY!材料は木材とディアウォールと棚受けだけ!作り方手順

今回ピアノ室に作った本棚は、壁に固定して取り付けるのではなく、

2×4材と呼ばれる、3.8cm×8.9cmの木材をディアウォールという床と天井に木材を突っ張って柱を作る固定具のアイテムを利用して本棚にしていきました。

この方法で作れば、壁に穴を開ける必要がないので、下地の有無を考える必要がなく賃貸物件でもできるのでDIYの定番として色々なところで紹介されているアイテムですね!

1.木材を購入&カット

近くのホームセンターまで1人で木材の買い出しへ。

振り返ると、この木材の購入作業が一番大変だったかもしれません・・・笑

今回私が買った木材は、DIYでよく使われている針葉樹が材料のSPF材と呼ばれるもの。

このSPF材という材質が種類も豊富なので、木の種類にこだわりがなければコスパもよくおすすめです!

サイズは床から天井までの柱2本は2mを超えるので、

車のサイズによっては載らない可能性も。

長いので運ぶのも一苦労だったので、割高ですが柱だけでもネットで買うのもありですね!!

柱となる2×4材が2本、そこに取り付ける棚板を必要枚数分計算をしてから買いに行きます。

ホームセンターで扱っている木材の長さは

  • 12フィート 3650mm
  • 8フィート 2438mm
  • 6フィート 1825mm

あたりが主流で売られています。

天井の高さは大体2.2m~2.6mくらいが多いと思うので、天井の高さに合わせて木材をカットしてもらうか自分で細断します。

そして木材と一緒に買わなければいけないマストアイテムはこのディアウォール!

同じような役目の商品にラブリコというものなど、

探せば色々あるのですが私はディアウォールのほうが見た目のスッキリさが気に入って選びました。

ディアウォールの柱の長さのカットポイント

ディアウォールの公式ホームページなどには、

床から天井までの高さよりも45mm短い長さに木材をカットする

と書いてあるのですが、

我が家の場合は

  1. 床を傷つけたくない
  2. タイルカーペットの上に取り付ける

ということを考えて、万が一グラグラしてしまったら書い直しだけは避けたい・・・と思い、40mm短い長さで木材をカットしてもらい、数ミリの調整はヤスリを使ってすることに。

ディアウォールの商品の中に、スペーサーという長さを少し調節する板も入っているのですが、できれば長さはギリギリに近い状態で固定しておかないと、

本棚の本の重量で傾いてしまう可能性もゼロではないのでご注意を!

2.色を塗る

木材を本棚のサイズにカットしたら、表面を滑らかにするために紙やすりで削ります。

できれば、

粗い番手#40〜#100のやすりで粗さを取る

細かい番手#280〜の番手で研磨

して2段階で木材を削れば

さらさらな手触りになって色を塗る塗料も綺麗に塗れます。

塗って乾かしての作業が一番時間がかかりますね。

お天気の良い日に朝から気合いを入れて一晩乾かしました♪

面の広いところはこのペイントローラーで塗るとかなり時短に塗れます♪

ペイントローラーとトレーのセットを買ってみたらとっても便利でした!

この値段なら使い捨てもアリかなと。

今回使ったアサヒペンのアイボリーの塗料だと、

三井ホームのホワイトのケーシングなどの色と近くて遠目で見ると良い感じに仕上がってくれてこの塗料を選んで正解でした。

3.ディアウォールを柱につけて設置

塗料が乾いたらいよいよ組み立てです!

木材を、公式サイトに書いてある45mmよりも少し長い40mmでカットしてもらうと、この組み立ての際に床と天井にはめ込む作業がかなりキツくなります・・・

なので天井の壁紙や床を傷つけてしまったり、突っ張る力が加わることで凹みできる可能性もありますが、

逆に楽にスポッとはまるくらいのゆるさだと、突っ張りの力が足りず、棚ごと前に倒れて倒壊する・・・という可能性もなくはないので

ぴったりはまるよう、木材の長さの微調整や、ディアウォールに付属しているスペーサーで必ず調整しましょう。

4.棚受けの場所決め&取り付け

柱がぴったりはまったら、その柱に棚受けをつけていきます。

棚に置くものが決まっている場合は、その高さに合わせて調整して棚を設置すれば見た目がスッキリした本棚が作れるのが自分でDIYするいいところですね♪

ここは計算しつつ色々考えて作ってみました。

このアイアンの可愛い棚受けはこちらの楽天で購入しました。

2×4材の棚受けにはこの8cm×8cmサイズがピッタリ。

大きいサイズの雑誌などを置く用に、2×8材の奥行き18.4cmの棚板も設置したのですが

それにはこの15cm×15cmの棚受けブラケットを購入しました。

本を置いてしまったら見えないけれど・・・笑

どれも可愛くて、なによりも購入してから届くまでが早かったのがよかったです♪

5.完成

無事に完成。

ちょっと写真では上部の棚しかできていませんが、私は5段作って

足りなければ追加しようと考えています♪

おうちDIYが好きな人にはぜひシンデレラフィットの本棚を作り上げてほしいです!!!

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