我が家の二世帯住宅、費用のやりくりは少し大変なのですが
私の希望で夢でもあったピアノ室が出来上がる予定です♡
ありがたや〜❤︎そんなピアノ室の扉のお話です
お金をかけないピアノ練習室
我が家のピアノ室は、完璧な防音仕様にはしませんでした。
限られた予算なのでピアノ室を完全防音で作ってもらったりアビテックスなどの防音室をはめ込んだら予算オーバー。
ピアノ室をがっちり防音にするお金があったら子供部屋を傾斜天井にしたり
キッチンの面材変更の費用の足しにしたりしたかったので
防音室仕様の変更差額の見積もりはあえて聞きませんでした。。。
そのため、我が家のピアノ室は防音壁ではなく、遮音壁という壁のお部屋を設置してもらうことに。

ピンク色の部分が遮音壁が入る部分。
床は、我が家は二世帯仕様なので単世帯の家に2階の床よりも遮音性が高いということで
壁と間仕切りドアだけを遮音性の高いものに変更すれば
だいぶ音の漏れを防げると設計士さんからアドバイスをいただいて決めました。
ピアノ室の壁の後ろは階段になっているので、
直接外壁と接する壁がなく、外に漏れにくいように作ってもらったのも遮音性が高まるかなと思い。
どこまで防音効果があるかは完成して実際にピアノを弾いてみないと分からないところですが・・・
気になるようだったら、吸音ボードを張ってみたりして対策を練ろうか考え中です
エコカラットほどはおしゃれなパネルはなかなかみつからないけれど
最近は色んな吸音パネルがでているのでこんな選択肢もアリかな〜っと。
部屋の周りの壁の遮音壁に対する金額は
契約前の見積もり時点から含まれていたからか?
遮音壁がいくらという表記が見つからず。
なので差額なしということなのか?私が見落としているだけかな??
ピアノ室の扉、費用はいくら?
ピアノ室の壁は遮音壁になったら、一番重要なのが
ドア!!!
間取り図を作ってもらう時から、
ピアノ室はリビングと繋がって一体になるように個室にしないでほしい
とお願いしていました。
この要望は家づくりのかなり初めの方からあって、
実際に見積もりをお願いした住友不動産やヘーベルハウスなどでも伝えていた要望。
ネットで間取りを見積もり依頼するときにも要望は伝えてました。
でも住友不動産は要望通りには作るのは難しいと言われて普通に縦長の個室になっていたり。
リビングとは離れた場所につくられていたりと
意外と要望通りに作ってくれるハウスメーカーって少ないんだなと実感。
三井ホームでお願いした見積もりの時点での設計図には
きちんと書いてあって一安心♪
ハウスメーカーを決める上で、こういう小さなポイントが気が合うかどうかで
契約したいと思えるか変わってくるんだろうな〜っと思うポイントですよね。
見積もりの時点では、仕切りは3枚扉のスライドパネルで
こんな感じの扉が見積もりに入っていました。
パーテーションなので、遮音効果はほとんど無い間仕切り。
隙間があるのが音漏れの原因になるとのことで。
見積もり額約10万円。
ピアノ室の間仕切りの隣はすぐテレビのあるリビングなので
テレビの音が聞こえなくなったりするのは嫌だということでお願いしたのが
外の窓に使う普通のサッシ。
透明ガラスのサッシだとリビングとのつながりがあっていいな〜っと思っていたので
お願いしてサッシが取り付けられるようにしてもらいました!
お値段は約25万円
パーテーションよりも値上がってしまったけれど、防音室とは比べ物にならないほどの値段で快適にピアノ練習ができると思えば安いかと!!!
これにすれば、パーテーションよりも隙間が少なくてしっかりした扉になるので
音漏れが減るというのを知り合いの音楽教室の扉でどんなもんか確かめているので安心でした。
外部用のサッシを室内に取り付けるデメリット
もともと外部用に作られているサッシなので
室内用扉のようにはキレイに取り付けられないということを設計士さんからは最初に言われていました。
出来上がってみてからじゃ無いとなかなかわからない部分なのですが
足元が少し段差ができてしまうということと、サッシの端の金属の部分が出てしまうので
住み始めてから子供が怪我をしないようにカバーをしたほうがいい!
っというアドバイスでした。
新居が出来上がって、実際にピアノ室を見てみないとこの部分は説明されただけだとピンとこないのが本音。。。
でも完全な防音室までいかなくても、遮音性の高いお部屋を手軽に作るにはこの方法はものすごくオススメです!!!
家を建てると決めてピアノ室を防音性の高い部屋にしてよかったこと

家を建てる際にピアノ室を作るかどうかは、特に音楽が趣味や仕事の人にとって大きな決断の一つです。
我が家でもピアノ室を防音性の高い部屋として設計しました。
その結果、想像以上に多くのメリットを感じることができ、音楽を日常的に楽しむ豊かな生活が実現しました。
ここでは、ピアノ室を防音性の高い部屋にしてよかったと感じる点を具体的にご紹介します。
家族や近隣への配慮が叶った
ピアノの演奏は非常に音量が大きく、
特にアップライトピアノやグランドピアノは、音が壁や床を通じて響きやすいです。
そのため、家族や近隣住民への音漏れが気になり、演奏する時間や頻度を制限しなければならないこともあります。
防音性の高いピアノ室を設けたことで、家族や近隣に気を遣わずに演奏できるようになりました。
例えば、夜遅くにピアノを練習しても音がほとんど漏れないため、
練習時間を自由に設定できるようになりました。
これは特に忙しい日々の中で、音楽を楽しむ時間を確保する上で非常に役立ちました。
また、家族がリビングでテレビを見たり、
別の部屋で勉強をしたりしている間でも気兼ねなくピアノを弾ける点も大きなメリットです。
これにより、家族全員が快適に過ごせる環境を維持できています。
集中して演奏や練習ができる環境が整った
防音性の高いピアノ室は、音漏れを防ぐだけでなく、外部の騒音を遮断する効果もあります。
これにより、ピアノの演奏や練習に集中できる環境が整いました。
以前は、外からの車の音や家の中の生活音が気になって、
集中力が途切れることがありましたが、防音室を設けたことでそのような問題が解消されました。
さらに、ピアノ室内の音響も工夫することで、音がクリアに聞こえるようになり、
自分の演奏をより正確に把握できるようになりました。これにより、音楽の技術向上にもつながっています。
音楽以外の用途にも活用できる
ピアノ室を作ると聞くと、ピアノ演奏のためだけの空間と考えがちですが、
防音性の高い部屋はそれ以外にも多目的に活用できます。
我が家では、ピアノ室を以下のような用途にも使っています。
- オンライン会議やテレワーク: 防音室は外部の音を遮断するため、静かな環境が求められるオンライン会議やテレワークにも最適です。自分の話す声が外に漏れる心配もなく、集中して仕事ができます。
- 趣味の時間: 防音室は、楽器演奏以外の趣味にも活用できます。例えば、映画鑑賞やカラオケを楽しむプライベートスペースとしても活用しています。
- 子どもの勉強部屋: 子どもが集中して勉強したいときにも、外部の騒音をシャットアウトできる防音室は役立ちます。特に試験前など、静かな環境が必要なときに重宝しています。
防音室をピアノ専用にするのではなく、多目的に使える設計にしたことで、
家族全員が有効活用できるスペースとなりました。
家の資産価値が高まった
防音性の高いピアノ室を作ったことで、家全体の資産価値も向上しました。
特に最近では、楽器演奏や趣味の音楽活動を自宅で行う人が増えているため、
防音室のある住宅は需要が高まっています。
また、ピアノ室は見た目にもおしゃれな空間としてデザイン性を追求することが可能です。
防音ドアや吸音パネルなどを取り入れることで、インテリアの一部としても美しい空間を作り出せます。
これにより、家の魅力がさらにアップしました。
長期的なコスト削減につながった
最初に防音室を設置する際には、一定の費用がかかりますが、
長い目で見るとコスト削減につながっています。以前はピアノスタジオをレンタルして練習をしていましたが、
防音室を作ることでその必要がなくなり、時間とお金の節約になりました。
さらに、防音室の高い遮音性によって、室内の音響環境が保たれるため、
追加の防音グッズを買い足す必要もなくなりました。
一度しっかりとした防音室を作ることで、長期的な費用の負担が軽減される点は大きなメリットです。
防音性の高いピアノ室がもたらす豊かな暮らし
ピアノ室を防音性の高い部屋にすることで、演奏の自由度が増し、
家族や近隣に配慮した快適な暮らしが実現しました。また、趣味や仕事、家族の活動にも活用できる多機能な空間としての役割も果たしています。
音楽を楽しむだけでなく、家族全員がリラックスしながら生活できる環境を作るためにも、
防音室は大きな価値を持つ設備です。これから家を建てる人やリフォームを考えている人には、
ピアノ室を防音性の高い部屋として設計することを強くおすすめします!