我が家は夫の築約50年の実家を解体して
建て替えるので土地代がかからなくても、解体費用が必要・・・。
土地代ほどではないけれど、解体業者も色々。ということで解体のことをまとめてみました
既存家屋の解体あれこれ
解体にかかる費用って知識がないうえにいくらかかるか全く分からず。
以前家を建て替えた知り合いが言うには壊すお家1坪あたり約5万円くらいと聞いたのですが
これは足場や目隠しや庭木などの家屋以外のものの処分費用も含んだ相場のよう。
もっと相場が安いなどと紹介されているサイトなどがあるけれど
最近は処分費用の価格が高くなっているんだそうで。。。
解体業者は、3社ほどに見積もりをお願いして金額を比較させてもらって決めました。
- 三井ホームの方に紹介していただいた解体業者
- 地元の解体業者
- お友達の不動産屋さんが紹介してくれた地元の解体業者
1の業者さんは200万円
2の業者さんは250万円
3の業者さんは219万円
と結構バラバラ。そしてこの金額に含まれる解体の内容もバラバラ。
1の業者さんは、アスベスト処分費用・地中埋設物処分費用別途と書いてあって、家財道具も少しはサービスと
2の業者さんはアスベスト処分費用・残置ゴミ処分費別途と
3の業者さんはアスベスト処分費用・家屋調査費・地中埋設物処分費用・残置ゴミ処分別途
と書いてあること色々。
3の業者さんは見積もりに訪れた人の調査の仕方がまぁ簡単だったこと!!
サクッと5分くらいで終了で頼りなさすぎるので却下。
2の業者さんは残置ゴミ処分費用は別途と書いてあったけれど、「できれば解体までにすべて処分してほしい」と言われ
1の業者さんにお願いすることにしました。
見積もり後に見積額が勝手に変わっているいい加減さ・・
3社見積もりを取り終わって1社目の三井ホームの方から紹介してもらった解体業者さんにお願いすることに決めました。
そして解体予定日を決めて、
その数日前に解体する範囲(お庭とか塀とか)を立ち会いで決めることになっていて業者さんと会ったのですがスムーズに進んだのは良かったのですが。。。
サインをするときに気付いたところが!!!
200万円は”税抜き価格”なんですね(当たり前か・・・)
そして、200万円だったはずの額面が207万円になっている・・・
『7万増えてるけど!!!』
母と一緒に夫に聞いてみると
「分からない」と。
解体業者さんとのメールや電話のやりとりなど、全部夫任せだったのでワタシはノータッチ。
忘れてた・・・・・
お金に疎いことを・・・・・泣
メールを確認してもらうと
「見積もりが現地へ行った後、7万円ほど上がってしまったのですがよろしいでしょうか?」
と断りの文言が。。。
こりゃー文句も言えないのに、夫はバカなのか??(そんなことはないはず。)
「7万円の理由を聞いてみようか?」と一言。
「メールを確認していない人が悪いんだからしなくていいから。今後、お金のことは逐一転送するように。」っと低い口調で言って終了。
しかも。さらに室内にあるアスベスト処分費用でさらに5万円かかると。
税抜き総額212万円じゃん。。。
あ〜〜〜あ〜〜〜あれよあれよと金額が膨らんでいって買いたいものも買えなくなるのに
実際に自分のお金が動いていないからピンときていない様子。
解体中に地中埋設物発掘・・・
そんなこんなでなんとか始まった解体工事。
工期は16日ほど。最後のほうはあまりやっている様子はなかったようなので実質2週間ほどで終わった様子。
解体工事って、もっとご近所さんの迷惑になるような騒音がするのかと思いきや。
最初2・3日は手作業で外せるものは外して運んでいって
大枠を機械で解体して〜って感じで音は出るけれど、思っていたよりも静か。
そして、1週間ほど過ぎたある日、解体業者さんから電話が。。。
「昔お使いになっていた浄化槽が地中から見つかったので、この処分費用は別途になりますので宜しくお願いします。」
と。そして、後日知らされた見積もりがびっくり!!!
”地中埋設物処分費用15万円”
浄化槽を撤去するのに15万円って・・・
ぼったくりじゃないですか???
しかも、もう契約して工事も始まってから完全に言い値じゃないですかぃ???
工事って、お金がかかるのはわかるけれど、ホントぼったくりな匂いがしてしょうがなくて気分が悪かったです。
でも、ここまで来たら断れないので価格はちょっと交渉することに。
解体費用の総額(予定)は?
というわけで、解体工事はなんとか終了。
終了日の翌日に地鎮祭というタイトなスケジュールだったので
天候に恵まれてスケジュール通り解体作業が終わってよかったよかった。
ここまでの解体費用の総額
税込で約240万円。
この中には、解体に必要な作業はもちろん含まれていて、その他に
家財道具がわんさか含まれているのです。
- タンスが8本(多っ!!!)
- 学習机2つ
- ダイニングテーブル2つ
- コーヒーテーブル2つ
- 飾り棚2つ
- 本棚1つ
これを全部粗大ごみなどで自分で撤去するだけでも結構な金額と労力がかかりそうなので
まぁ今回の見積もりからの値上がりは仕方がないと思うことにします。。。
それにしても、最大8人家族だった家の家財道具ってすごい多い!!
新居には無駄に家財道具を増やさないようにしなきゃなと肝に銘じたのでした笑
既存家屋の解体あれこれ
家を建て替える際、避けて通れないのが解体作業。
我が家も築50年の実家を解体することになり、解体費用や業者選びでいろいろと学びました。
今回は、解体にかかった費用や内訳、トラブルの実例をご紹介します。
解体費用の相場と内訳
解体費用は、家の大きさや地域によって異なりますが、
一般的には「1坪あたり約5万円」が相場とされています。
この金額には、足場の設置、目隠し、庭木や家財道具の処分費用が含まれることが多いです。
ただし、近年は廃棄物の処分費用が上がっているため、実際の金額はこれより高くなることも。
我が家の場合、解体費用には以下の内訳が含まれていました:
- 家屋の解体費用
- アスベスト処分費用
- 地中埋設物の処分費用
- 家財道具の処分費用
最初は費用の高さに驚きましたが、
実際にどの作業が必要なのかを理解すると納得できる部分も多かったです。
解体業者選びでの注意点
解体業者を選ぶ際は、必ず複数の業者に見積もりを依頼することが大切です。
我が家では、以下の3社に依頼しました:
- 三井ホームの紹介業者:200万円(税抜き)
- 地元の業者A:250万円
- 地元の業者B:219万円
価格だけでなく、見積もりに含まれる内容や業者の対応力を比較して選びました。
特に、現地調査の際の丁寧さや、費用内訳の透明性は重要なポイントです。
各社見積もりの比較結果
3社を比較した結果、三井ホームの紹介業者にお願いすることにしました。
理由は以下の通りです:
- アスベスト処分費用や家財道具の処分が一部含まれていたこと
- 現地調査が丁寧で信頼感があったこと
- 他社と比べて総額がリーズナブルだったこと
ただし、後述するトラブルもあったため、見積もり内容の確認には慎重になるべきだと感じました。
解体中に発生したトラブル
解体作業が始まると、いくつかの予想外のトラブルが発生しました。
特に費用面でのトラブルは、事前の確認不足が原因だったと反省しています。
見積もり額が勝手に変わった理由
解体作業開始直前、200万円だった見積もり額が「税抜き価格」であることに気付きました。
さらに、現地調査後の追加費用として、7万円が加算されていたのです。
業者からのメールにはその旨が記載されていましたが、
私たちが見落としていたため、文句を言えずに支払うことになりました。
メールや契約書の内容をしっかり確認することが、
こうしたトラブルを防ぐための基本だと痛感しました。
税抜き価格と別途費用の落とし穴
また、見積もりには税抜き価格で記載されていることが多いため、
消費税分を考慮していないと予算オーバーになる可能性があります。
さらに、アスベスト処分費用や地中埋設物の処分費用などが「別途」となっている場合は、
最終的な総額が想定以上になることも。
我が家の場合、アスベスト処分費用で追加5万円、地中埋設物の処分費用でさらに15万円が加算されました。
地中埋設物の処分費用に関する交渉
解体作業中、地中から古い浄化槽が見つかりました。
その処分費用として15万円が提示されましたが、この金額が適正かどうか分からず、
交渉することにしました。結果的に多少の値下げをしてもらえましたが、こうした予想外の費用に備えるためにも、予算に余裕を持たせることが大切です。
解体費用の総額と感想
家の解体費用は、計画段階ではある程度予想がついているつもりでも、
実際に支払う段階で「想定外の費用」がかかることがよくあります。
我が家でも、最終的な総額を見たときに驚きとともに「準備が足りなかったな…」と反省しました。
実際にかかった解体費用の明細
我が家の解体費用は、総額で250万円ほどでした。
見積もり段階では200万円(税抜き)とされていましたが、以下の追加費用がかかりました:
- 基本的な解体作業費用:200万円
- 家財道具の処分費用:20万円
- 地中埋設物(古い浄化槽など)の処分費用:15万円
- 消費税(10%):20万円
これにより、当初の予定より50万円以上高くなりました。この経験から、予算には余裕を持たせることの重要性を痛感しました。
家財道具処分費用の追加負担
解体作業を始める前に「家財道具はある程度自分たちで処分しよう」と考えていましたが、
時間が足りず、最終的に解体業者にお願いすることになりました。
その処分費用が約20万円。特に、大型家具や古い家電の処分が費用を押し上げる要因となりました。
事前に計画的に家財を整理していれば、
これほどの追加費用はかからなかったかもしれません。
最大8人家族の家財がもたらす教訓
解体前の家は最大8人家族で住んでいたため、
家財の量が多く、解体業者に処分を依頼する項目が増えたのが原因です。
大量の荷物を目の前にして「もっと早く整理しておけばよかった」と後悔しました。
特に、思い出の詰まったものは捨てにくいですが、事前に家族全員で話し合い、
必要なものと不要なものをしっかり分けておくべきだと学びました。
解体トラブルを防ぐためのポイント
解体作業では、予期せぬトラブルや費用の増加を防ぐために、
いくつかのポイントを押さえておくことが大切です。
契約前に見積もり内容を詳細に確認する重要性
解体業者の見積もり内容は、細部までしっかり確認する必要があります。
我が家では、契約後に「この費用が別途かかる」という説明を受け、
予算が足りなくなる一歩手前までいきました。
特に、以下の点は事前に確認しておくべきです:
- 税抜き価格か税込み価格か
- 別途費用が発生する可能性がある項目
- 地中埋設物やアスベストの処分費用の有無
これらを契約前に明確にしておくことで、後々のトラブルを防げます。
解体業者との連絡や記録の徹底
業者とのやり取りは、メールや書面で記録に残しておくのがおすすめです。
我が家では、口頭でのやり取りが多かったため、
後から「そんな話は聞いていない」と言われる場面もありました。
特に、費用に関する交渉や変更点については、
必ず書面で記録を残しておくことで、トラブル発生時に有効な証拠となります。
想定外の費用に備える余裕のある予算設定
解体作業には、地中埋設物や追加処分費用など、予想外の費用がつきものです。
我が家の場合も、最終的に予定額を大幅に超えた支払いとなりました。
これを防ぐためには、見積もりの1.2倍から1.3倍程度の余裕を持った予算を設定しておくことが重要です。
また、追加費用の見積もりが出た際には、
すぐに家族で話し合い、必要な部分と削れる部分を見極めることが大切です。
解体費用は、家づくりの第一歩でありながら、想定外のトラブルが起きやすい部分でもあります。
しっかりと事前準備を行い、業者との連携を強化することで、
安心して次のステップに進むことができます。
これから解体を考えている方の参考になれば幸いです!